お客様の｢困った｣を助ける製品を開発･製造･販売する

　当社は1941年、「東北資源開発株式会社」として創業を開始し、1946年に現在の「和同産業株式会社」に改称しました。当初は家庭用金物や家具などの製造販売を行っており、1949年に水田除草機の生産を皮切りに農業機械産業へ参入。1961年には、日本で初めての除雪機「スノーブル」を開発しました。
　現在、除雪機では自社ブランドのほかOEM生産も行っており、すべてを含むと国内生産台数の約7割を弊社が生産しております（自社調べ）。
　開発部門を保有し、自社製品はすべて自社で開発しているのが当社の大きな特徴です。高い技術力から大手メーカーとの協業、共同開発なども行っております。
　製造業者が限られている中大型除雪機は、当社がもっとも得意とする分野です。小型除雪機も、売り上げや台数を順調に伸ばしています。開発型企業の強みである対応の早さを武器に、雪国の生活に欠かせない製品をより良い製品に改良・生産・販売してまいります。
　また、最近では、長年培ってきた草刈機の知識・経験を活かし、日本初の自動で雑草を刈るロボット草刈機「KRONOS」をゼロから開発し、製造・販売しております。昨今は少子高齢化の影響で、農業分野だけでなくさまざまな方が草刈り作業にお困りになっております。農業は、まだまだ自動化が進んでいない分野であるため、ロボット草刈機「KRONOS」を軸に、今後も「困った」を助ける製品を開発してまいります。
　当社は、社是「我が社の商品が社会に貢献することを使命とし、縁ある人々の幸福しあわせを実現する」を基に、経営理念「創意・協力・研鑽・貢献」を掲げています。自らが農家である社員も多く、自分自身の「困った」をどうにかしたいという想いこそが、WADO製品の開発力であり商品力となります。自らの想いを形にできる会社、お客様の想いを形にできる会社を目指しています。